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【広報ふじ昭和60年】お便りコーナー

あなたのお便りをお寄せください

 このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
 お便りをお待ちしています。

◇応募される人は 原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。

◇送り先は 〒417 市内永田町1丁目100番地市役所広報広聴課
 原稿締切日は、毎月20日です。

今月のテーマ 青年と社会参加

 未来を築く――それはいつの時代も青年の役割です。
 家庭、地域社会、国際社会など青年を取り巻く社会はさまざまです。特に、今年は国際青年年でもあります。
 そこで今月は、「青年と社会参加」というテーマでお便りをいただきました。


失いたくない情熱 畔柳まゆみさん  会社員 神谷(23歳)
- 写真あり -

 私は、社会に対して常に問題意識を持つことが社会参加につながると思います。そういう意味で青年に限らず、大人ももう少し社会に目を向けて生きるべきではないでしょうか。
 世の中が豊かになるにつれて、私たちの親が若いころにはできなかったような楽しいことが多くなりました。今はドライブやスポーツなど、何でもできます。あえて青年として社会にかかわらなくても、「自分だけ楽しければよい」という若者がふえています。ですから、青年の間に、人生のこと、仲間のことなどを真剣に話すことは格好悪いような風潮があるのは寂しい感じがします。(私って悩み多き乙女かしら?)
 また、時代の流れもありますが、安定志向の人がふえる中で、若者はその若さゆえの情熱や、がむしゃらさがなくなってしまったように感じます。若者よがんばりましょう。



青年団が青春でした 高村 清美さん 主婦 富士見台(30歳)
- 写真あり -

 結婚する以前住んでいた今泉で、私は青年団に2年ほど所属したことがあります。今から考えると、青春が一番花開いた時期であったように思います。
 いろいろな世代の人たちと話をしたり、綱引きやキャンプなどさまざまな行事を通して、私は男女の別なく親しさを増すことができました。
 また、ある町内で歩行者天国をしたり、地区文化祭では太鼓を披露するなど、多くの人たちと接することができました。
 そして、地区の行事に「今泉青年団」と名が入っただけで、自分が何か大きなことをしたような喜びを感じました。
 現在、青年団活動は衰退しているようですが、青年一人ひとりが社会参加することによって、その力を発揮してほしいと思います。



若者はもっと社会へ 秋山 春樹さん 農機具販売 中野(21歳)

 田舎臭く、現代風に言えばナウくないイメージを持っていた青年団(大渕青春友の会といいます)に入って3年目を迎えました。その間、地区の社会教育推進会と協力して体育祭やマラソン大会等の行事に参加したり、カーブミラーの清掃奉仕を通して、自分の価値観が変わってきたと思います。
 昔と違って世の中が豊かになるに連れて価値観が多様化し、若者が飛びつきたくなるようなことが実にたくさんあります。
 元暴走族の仲間がいます。彼は毎日オートバイをぶっ飛ばし、青春のエネルギーを燃やしていたわけですが、何かむなしさを感じるようになり青年団に入ってきました。今は、彼も地域の多くの人と接し、社会活動の楽しさを共に感じています。
 今年は、国際青年年ですが、若者はもっと社会に飛び出して、社会の中の自分という存在を確認してみる必要があると思います。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 大渕青春友の会秋山さん

テーマ

■6月は「暮らしの中のマナー」
 近隣騒音、ゴミの投げ捨て、公共物の破壊など、最近暮らしの中のマナー低下が目立つようです。
 ちょっとした他人への気遣いで気持ちよい生活が送れるのではないでしょうか。
 殺伐(さつばつ)とした現代社会では他人への思いやりがより重要さを増してきます。暮らしの中のマナーについてあなたの考えをお寄せください。

■7月は「リサイクルを考える」
 最近、リサイクルという言葉が叫ばれ始めています。物の豊富な現代社会で簡単に物を捨ててしまう習慣がついてしまった私たち。 知らず知らずのうちに、再利用する(リサイクル)ということを忘れかけているようです。リサイクルは省エネ対策にも通じます。
 7月は「リサイクルを考える」というお便りをお待ちしています。
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