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【広報ふじ昭和60年】県東部の中核都市にふさわしく

依田原新田土地区画整理事業が完了

 「土地区画整理事業は、都市計画の母」といわれています。それは、私たちの生活になくてはならない道路、公園、排水施設、宅地……を整備するなど、快適で住みよいまちとなるための基盤整備をするからです。
 市は、昭和46年以来、本市の新しい中心部となる依田原新田土地区画整理事業を進めてきましたが、3月29日をもって、換地処分公告をし、完了しました。
 同事業は、約90ヘクタールの広い土地に14年の歳月と67億1,600万円の費用を投じ、完了したもので、県東部地区の中核都市にふさわしい街区に生まれ変わりました。

着工当時は水田地帯

 「岳南広域都市計画事業依田原新田土地区画整理事業」は旧富士市と旧吉原市の市街地を結ぶ中間地、約90ヘクタールの土地を対象に、昭和46年事業に着手しました。
 着手当時、この地区は合併に伴って建設された市庁舎のほかは、道路も狭く、未整備で一部住宅と工場が点在する水田地帯でした。
 県東部地区の中核都市を目指す本市は、交通体系の確立、都市機能の集積した近代都市づくりを進めていました。
 特に、2市1町の合併により新市の中心部となる市庁舎周辺は、都市化の影響を最も強くうけることが予想され、都市環境の整備が急務とされました。
 しかし、昭和40年代後半からの石油危機等による経済のマイナス成長や長引く不況に悩まされ、本事業も少なからず影響を受けました。

市の中心地に一変

 着手当時、大部分が水田だった区域は、市内の交通のかなめとなる臨港富士線と田子浦臨港線が交差し、公共機関を初めとする各事業所が密集した中心地に一変しました。
 市は、現在も隣地の富士中部地区や富士駅周辺で再開発型の区画整理事業を行っています。快適で住みよいまちづくりのためには、区画整理事業はどうしても必要です。
 市は、今後も快適なまちづくりのため、都市環境の整備を進めていきます。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 着工当時の市庁舎周辺
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