野沢秀典(のざわひでのり)さん 中島(30歳)
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「今回の個展は、今までになく盛大にできてとてもうれしいです。これも皆さんのおかげだと感謝しています。」と野沢さん。野沢さんと絵との出会いは13年前。福祉施設を出たあと、いとこの勧めでかき始めたとのこと。
その後、富士川町在住の身障画家太田利三氏に師事。本格的な制作活動に入る。
昭和50年二科展に初入選。54年に日象展会友佳作賞、そして翌55年には第7回日象展厚生大臣賞を受賞し画家としての地位を確立した。「個展開催中、同じハンディを背負った人たちも大勢来てくれ、お互いに励まし合うことができ、改めて勇気づけられました。」
両親を初め、多くの人たちに支えられ今日を築いた野沢さん。「今、かきたいと思っている作品が20点ぐらい。特に風や波をテーマとしたものをかいてみたい」と意欲を示す。野沢さんがんばれ!