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【広報ふじ昭和59年】ふるさとの昔話

江尾のおしゃごっさん

 江尾地区の中ほどに、土地の人々が「おしゃごっさん」と呼んでいる小さなほこらがあります。「おしゃごっさん」とは、昔、田んぼの広さをはかるために使った間竿(けんざお)をここに納めて祭ったと言われています。
 昔はどの村にも必ず1か所はあったと思われますが、今でははとんど残っていません。


語源はお尺もち

 おしゃごっさんは、おしゃもちさんがおしゃごっさんになまったもので、その語源はお尺もち、おしゃもちと言われています。
 「お尺」とは、昔、年貢を取り立てるために土地を測量(検地(けんち))したとき使った間竿(けんざお)や間縄(けんなわ)のことを「お尺」と言ったので、その間竿を持って歩いたからおしゃもちと言ったようです。江戸時代の検地は、大変厳しく検地役人が村役人を使って厳重な調査をしました。少しでも隠し田んぼでもあると、重い罰を受けたり、はかり間違いがあったりすると、ときには首を切られたりすることがありました。そんなことから、村中でお尺を大切にし、検地が無事済んだあと、間竿に感謝の意を込めて、神に祭ったと言います


毎年必ず供養を

 土地の人たちから「しゃくじ」と呼ばれ、代々おしゃごっさんの供養をしている栗田家。栗田家のおばあちゃんろくさん(76歳)は、「いつからうちで供養し始めただかしらないけんど、祭ってやれば家が栄えると言い伝えがあるもんで、毎年、正月、5月、9月には必す供養してるよ。」と語ってくれました。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 原田ろくさん
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