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【広報ふじ昭和59年】お便りコーナー

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 このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
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◇応募される人は
 原稿用紙へ300字程度におかきください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにおかきください。

◇送り先は
 〒417 市内永田61-1 市役所広報広聴課
 原稿締切日は、毎月20日です。

今月のテーマ 結婚式を考える

 秋は結婚シーズン。新しい人生の出発点となる結婚式は、本人はもちろん、親、兄弟を初め、招かれた人たちにとっても晴れやかな舞台です。しかし、年を追うごとに派手になっている披露宴、祝儀の高騰など、問題となる面もあります。そこで今月は、「結婚式を考える」というテーマでお便りをいただきました。

奥様も出席を
平野芳子さん 森下(46歳)
- 写真あり -

 私は、結婚式をちょっと違った方向から考えてみました。
 ある結婚式に出席した時、祝辞に「結婚生活はハサミのような物で、片方の刃だけでは使えない。二つの刃がしっかりとめられて初めてハサミとして使える。」ということを聞き感心しました。
 又、「風の日も嵐の日もある。」は言い古された言葉ですが、自分の生活を振り返ってみると、ああ、あれが風の日で、あれが台風だったのかと思い当たります。確かに今の披露宴は、華やかで、無駄も多いようです。
 新郎新婦は式を無事にすませる事だけで祝辞も上のそら、ひどいときは、本人たちがお色直しで空席でも祝辞が述べられます。
 そこで、結婚生活をある程度過ごした、特に奥様(まだまだ男性が代表して出席しますので)をたまには出席させた方が感ずる所があるのではと思ったことでした。



心に残る式を
稲葉早苗さん 宮島(24歳)
- 写真あり -

 今年の1月、友達の結婚式に出席しました。教会で行われたその結婚式場の入口で、私は「おやっ」と感じたことがありました。
 それは、結婚式というと、その多くが、○○家、○○家結婚披露宴会場と書かれていますが、その案内板には本人たちのフルネームで書かれてあったのです。
  ショー的な催しをふんだんに盛り込んだ今の披露宴と違い、祝辞を中心とした質素なものでした。
 でも、本当に二人をよく知っている人たちの心温かい祝辞ばかりで、儀礼的な祝辞はありませんでした。
 祝辞に耳を傾ける二人の様子もとても幸せそうでした。
 儀式として、家と家との結びつきに重点を置きがちな今の結婚式、もちろんそのことも大切ですが、結婚する本人たちの心にいつまでも残るような式を挙げられたらと思います。



結婚式本来の姿を
土屋洋子さん 上横割(42歳)

 3人の娘の親として、あと何年か先にはやってくる娘たちの晴れ姿。
 親として一生に一度のこの日をできる限りのことをしてやろうと願うのはどこの親も変わらないでしょう。
 しかし、昨今の結婚式を見ると、余りにも商業ベースに乗せられ、画一的な個性のない式が多過ぎる感じがします。
 世話になった方や友達に祝福してもらうと同時に、これからの私たちの出発点を見守ってほしいと言うのが結婚式の本来の姿ではないでしょうか。一つの儀式としての側面もありますが、出席されたお客様が、きょうの式はよかったと思ってくれるか、やれやれ一つの義理が済んだと思って帰るのでは大変な違いです。
 ある程度の費用がかかるのも仕方がない今の結婚式。二人のためにもお客様のためにも単に式場にまかせるのではなく、親も一緒に、結婚式本来の姿を考えてみる必要があるのではないでしょうか。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 〔商業ベ−スに乗らずに…と土屋さん〕

テーマ

■12月は「ことしを振り返って」
 ことしも残すところあとわずか、この一年を振り返ると、それぞれに美しかったこと、苦しかったことを初め、いういうな出来事があったと思います。
 あなたにとって、あなたの家庭にとって、ことしはどんな年だったでしょうか。
 12月は、「ことしを振り返って」とうお便りをお待ちしています。

■2月は「我が家のしつけ」
 子供の人格形成をする上で、しつけは最も大切といわれています。本来、しつけは親が家庭で行うべきものですが、核家族化や共働き家庭が増える中、その傾向は薄らいでいるともいえます。
 親として子供にこれだけは守らせるようにしている。また、家族共通のルールとしてこれを守らせている。
 こんなお便りをお待ちしています。
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