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【広報ふじ昭和59年】あなたです!きれいなまちをつくるのは

 私たちの住むまちを、きれいなまちにするか、しないかはあなたの心がけ次第です。市民一人ひとりのちよっとした気配りで美しいまちにも、汚れた住みにくいまちにもなります。
 9月21日から「環境衛生週間」が始まりました。
 この機会に私たちの生活環境について、みんなで一緒に考えてみましょう。清潔で住みよいまちをつくる主役はあなたです。


ごみの減量・資源化を

 昭和56年から始まった資源ごみの分別収集は、今まで累計で1万2,000トンの缶・びん類などの有価物が回収され、売り上げは5,000万円を超えました。分別収集によって埋め立てされる不燃ごみは半減し、埋立地の長期利用に効果を上げています。
 市民一人ひとりが、生ごみの水切りや減量努力をして初めて、こうしたすばらしい“ごみの減量化・資源化”が達成されるのです。


空き缶やごみの投げ捨て防止を

 散乱空き缶は、全国で1年間に約10億個も捨てられ、大きな社会問題になっています。
 散乱空き缶は、各自治体によりさまぎまなアイディアを駆使して回収されたり、少数のボランティアの手で回収されています。
 しかし、散乱空き缶を一掃するためには、一人ひとりが「ごみは投げ捨てないで持ち帰る」といった心がけが最も大切ではないでしょうか。


衛生害虫の駆除を

 生活様式の変化により、衛生害虫の生息形態は変化しています。
 このため、駆除の考え方も、伝染病予防の観点から不快害虫の駆除へと重点が移ってきました。
 ネズミ・ハエ・カ・ゴキブリなどの衛生害虫の駆除は、生息しやすい場所(温度・湿度が高く、水や食物がある暗い場所)に駆除剤を繰り返し、繰り返し散布することが効果的です。


浄化槽の維持管理を

 現在、浄化槽の設置数は市内で2万基を超え、市民2人に1人が浄化槽水洗を使用するようになりました。
 ここで問題となってくるのが、浄化槽の維持管理です。
 誤った使い方をすれば、し尿が未浄化のまま側溝や水路に放流されることになり、水質公害の原因となります。
 浄化槽の維持管理は法律で設置者に義務づけられています。
 年4回〜6回の保守点検と年1回程度の清掃は必ず専門業者に委託して、怠りなく実施してください。

- 写真あり -
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