昨年11月、永住のため中国から帰国した中国残留孤児の内藤南さん一家の長男。
内藤保夫(やすお)さん 石坂(18歳)
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ことしの2月1日から約4か月間、所沢市にある中国帰国孤児定着センターで、日本の生活になれるための研修を受け、このほど富士市へ帰ってきた内藤さん一家。
内藤さん一家の長男、保夫さんは、現在市民プールでアルバイトをして元気に働いている。日本での生活はなれまましたか?の問いに、「職場の仲間や近所の人もとても親切で毎日が楽しいです。」と流鴨な日本語で物静かな口調で話す。
来日後まだ数か月しかたたないのに日本語の上達の速さに感心した。
好きなオートバイの免許を取るために、まだよくわからない読み書きを目下勉強中。趣味は音楽とスポーツ。特に歌謡曲の北国の春やみちづれが好きだと言う。
父申永詳さん、母内藤南さん、姉秀子さん、それに妹の玲子さんの五人家族。
富士市民としてスタートを切った内藤さん一家を温かく見守ってやりたいもの。