薬草名 メギ
生薬名 小蘖(しょうばく)
薬効 洗眼、結膜炎、健胃、整腸
山野に普通に見られるもので、落葉小低木。枝には葉が退化したトゲが鋭く出ている。5月ごろ、少数の黄色の小さな花を下向きに開く。
枝や根を折って水でせんじると、黄色になるが、目の病気のときに、この液で洗眼するとよくなるので目木と名がつけられた。
必要時に枝または根を小刻みにして日干しにする。約5ぐらむをせんじ、ガーゼでこして洗眼すると、結膜炎などによい。また、1日量2〜4グラムを200ccの水で半量までせんじて飲むと健胃、整腸に効果がある。
- 図表あり -