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【広報ふじ昭和59年】富士市の緑の環境創造を考える国際シンポジウム

世界各国の植生学者が参加

富士山とその周辺を会場に8月2・3・4日

 国際植生学会日本大会が関東、東海、中部、北陸などの山岳地帯や都市・工業地帯を調査会場に、8月1日から19日まで開かれます。
 “新しい環境創造のために”をテーマとしたこの大会には、世界各国から著名な植生学者多数が参加します。
 期間中の8月3日(金曜日)には、「植生エクスカーション(野外調査)」が富士山、岩本山、田子浦海岸保安林などを会場に22か国から90人が参加して開かれます。
 翌日の4日には、「富士市の緑の環境創造を考える国際シンポジウム」が、富士文化センターを会場にアメリカ、西ドイツ、イギリス、フランスなど10ヵ国14人の学者を初め、多数の関係者が参加して開かれます。
 わが国の象徴であり、日本の植生の縮図ともいわれる富士山とその周辺を会場としたこの大会は、多くの関係者の注目を集めています。


スケジュール

8月2日(木曜日)
 歓迎式及び記念植樹(中央公園造成地17時30分〜18時30分)
 富士登山  22時〜

8月3日(金曜日)
 富士山新五合目原生林野外調査等 8時〜12時
 岩本山野外調査 13時30分〜14時30分
 田子浦海岸保安林調査 14時50分〜15時20分
 県護国神社人工林調査 16時10分〜17時

8月4日(土曜日)
 富士市の緑の環境創造を考える国際シンポジウム
  富士文化センター 8時45分〜11時45分
  −シンポジウムの概要−
 ・アメリカ、西ドイツ イギリスなど国際植生学会代表
 ・調査報告 宮脇昭横浜国大教授
 ・基調講演 渡辺富士市長
 ・討論   21世紀に向けての富士市の環境創造はいかにあるべきかほか。
  このシンポジュウムへみなさんの参加をお願いします。

☆問い合わせ先 市みどりの課333

- 写真あり -
( 写真説明 ) 昨年の潜在植生調査中間報告会

市民緑化祭 16年後は立派な森に

中央公園で宮脇理論を実践

 昭和59年度市民緑化祭が6月9日、潤井川沿いの中央公園予定地で開かれ、市民300人余が参加しました。
 ことしの緑化祭は宮脇理論に基づくもので、横浜国立大学の宮脇教授の指導のもとに、富士市本来の樹木、土壌を考えながら実施。西暦2,000年には、中央公園内に立派な高木樹林が形成されます。植栽した樹木は、高木樹林を形成するタブノキ、スダジイ、シラカシなどと、マント層となるトベラ、ジンチョウゲなどで、16樹種2,000本です。参加者は、用意された苗木とシャベルを手に1本1本ていねいに植えていきました。
 なお、8日に行れれる「富士市の緑を考える国際シンポジウム」でも、この中央公園において各国からの参加者によって記念植樹か行われます。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 完成間近の潤井川大橋を背に植樹
添付ファイル
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