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【広報ふじ昭和59年】薬草のおはなし 14

薬草名 ジャノヒゲ
生薬名 麦門冬(ばくもんとう)
薬効 滋養、強壮

 別名「リュウノヒゲ」ともいう。
 山林のヘリや草原の日の当たるところにも生える多年草で、公園や庭園下草としても栽培されている。
 葉は細長く、葉辺がざらつく。7〜8月ごろ小さな薄紫色の花が咲き、秋に青色をした球形の種子をつける。
 7〜8月ごろ根を堀り、ふくらんだ部分(貯蔵根)だけを水洗いして日干しにしたもの(麦門冬)5〜10グラムに蜂蜜5〜10グラムを加えてせんじ、服用すると滋養、強壮に効果がある。
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