釘谷芳男(くぎやよしお)さん 大渕城山(70歳)
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「市民文芸第20号」の詩の部でみごと市民文芸賞に輝いた釘谷さん。
釘谷さんは、今までにも小説・随筆・川柳などあらゆる部門の賞を総なめ、物を書きはじめて50年という釘谷さんにお話を伺いました。
文学についての考えは−
長い間書いていますが、今もってわからないのが文学。文学とは何か、いかにあるべきかを考えはじめたら何も書けなくなります。
ただ自分の思うままを、素直に書いているだけです。
最近、よく文化文化と言われていますが−、
今の文化は、教養ごっこという感じがします。地道に活動している者にとっては少しさびしいですね。しかし、大きな意味での文化としてはいいのかもしれませんが。と物静かな口調で語る釘谷さん。
鷹岡生まれで城山に移り住んで15年。食品店を営む奥さんと二人暮らし。文学をこよなく愛する人でした。