【広報ふじ昭和59年】あなたの考え・意見・提案が心と心を結ぶ お便りコーナー
あなたのお便りをお寄せください
このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
お便りをお待ちしています。
◇応募される人は原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。
◇送り先は−市役所広報広聴課 〒417 永田61-1
原稿締切日は、毎月15日です。
今月のテーマ 女性の生き方
夫は仕事、妻は家事・育児というかつてのパターンは女性の職場進出により大きな変化をみせています。
子どもを育てあげたあとの主婦の生き方など、女性をとりまく問題もさまざまです。今回は、女性の生き方についてのお便りをいただきました。
無心な子ども達と共に
託児所で子ども達の世話をする一主婦(34歳)
まだ薄暗い部屋のカーテンを引き暖房を入れる。今朝も早くから来るだろうな…。大切な子ども達を預かって3年目。「よくやるねえ、何かあったらどうするの」そんな言葉を耳にする。本当にその通り、突然怖くなり震えてしまう時もある。
でも子ども達の顔をみるとその不安も吹きとぶ。無心な笑顔、心から信じてくれる子ども達に何かを教えてあげよう。思わず手をあげる事もある。他人の子どもだから怪我さえ気をつければ、などとても思えない。
子どもの成長の素晴らしさに感動する日々、身の縮む思いの仕事だけど自分に返ってくる喜びは大きい。
これが生きがいかもしれない。お迎えに来たお母さんに、元気な姿の子どもと、一日のあゆみノートを手渡す。またあしたね。笑って返る子ども達を見送りながら、これも女性ならではの生き方だと感じます。
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( 写真説明 ) みんなで元気にパーマン体操
母として生きる
芦沢恵子さん 中里(35歳)
1年前のクリスマスプレゼントを約束を守らない理由でもらえなかった長男、その反動で今年は何万円ものラジコンを欲求してきました。
そこで「お母さんおもちゃのためにパートで働こうかな?」と子ども達に尋ねてみました。長男は「行けば!」長女は「学校から帰ってお母さんがいないのはいや」「おやつを作ってもらえないから…」と次男、やはり私でなければ与えられない親子の愛情は物や金では代用できないな、と思いました。
この世に男と女がいる以上、女は男にない特性を生かすべきだと痛感しました。私は、便利な生活から生まれる余暇を有効に過ごし子どもと共に前進していくつもりです。
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( 写真説明 ) 芦沢さん
充実した人生を
長田広美さん 今泉(19歳)
昨年の3月高校を卒業し、ただ漠然と大学の英文科に進学した私。
こんな私が去年の夏休み、ある学習塾の講師として、中学生を中心に教える機会に恵まれ、今も続けています。生徒達と私は、年齢もそんなに違わないせいか兄弟のような感じですが、私の言葉や態度に鋭い反応を示すこともあり、教えることの難しさや自分の未熟さを痛感しました。
しかし、同時にやりがいのある仕事に出合い、この先も一つでも多くの知識を身につけ、大学での専攻以外にも見聞を広め、その中から女性としての生き方を模索したいと思っています。
私もいずれ結婚し、家庭を持つと思いますが、単に家庭婦人にとどまらず、職業婦人、いえ一人の社会人として充実した人生を歩む事、これが女である私の生き方の理想です。
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( 写真説明 ) 〔さあー、ここをもう一度復習して〕
テーマ
■3月は「物の買い与え方」
物が豊富な社会では、たいていの物は手に入ります。子ども達の社会にも高価な玩具が氾濫しています。
「みんなが持っているから…」などと簡単に何でも買ってもらえると思っている子どももいます。物の買い与え方も一つの教育では…。子どもへの、物の買い与え方についてお便りをおまちしています。
■4月は「近所づきあい」
最近、隣近所のつながりが薄らいでいると言われています。
遠くの親戚より近くの他人ということわざもあります。
プライバシーの問題もありますが地域社会の一員として近所づきあいをまったく断ってしまうということもできないのでは…。あなたの近所づきあいの考えはいかが。
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( 写真説明 ) ショッピング風景
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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