吉永第一地区こども会育成会と吉永公民館は、同地区社会教育推進会などと協力して11月6日から12日まで6泊7日の「わんばく合宿」を開きました。
参加したのは、吉永第一小学校に通う1年生から6年生までの男女27人。会場の吉永公民館へそのわんぱく合宿をたずねてみました。
このユニークな合宿は、子どもたちを親元から離して、集団生活を通じ、わんぱくでも、たくましく思いやりのある子どもになってもらおうというだけあって、さまざまな体験が待っている。朝は早い。
午前5時 目覚まし時計のベルが鳴る。外はまだ暗い。公民館職員が一斉に部屋の電灯をつけると目をさました6年生が盛んに横の1年生に「オイ起きろ!」と声を掛ける。
布団をあげ、洗面、着がえと続くがまだ眠そう。
午前5時30分 朝食の仕度と館内の清掃だ。みそ汁の白菜を切る子、便所をきれいにする等管内が賑わう。
午前6時10分 朝食がはじまる。今朝の献立は、しらす、大根おろし、味付のり、みそ汁それに生玉子。食事が終わると後かたづけをし登校準備。
午前7時10分 全員玄関前に集合。
朝のつどいがはじまる。菊池公民館長から、「しっかり勉強してきなさい」とう激励をうけ同15分登校。 午後1時30分 1年性が下校してきたのに続き同3時30分までに全員が帰ってきた。夕べのつどいまで自由時間とあって宿題をやる子、トランプ等で遊ぶ子で館内は再び賑わう。
午後4時40分 夕べのつどいか終わると夕食と明日の朝食の材料を食事当番が、近くのスーパーに買物に出かける。5年生がお金を持ち、6年生が品定め、下級生がカゴを持って続く。
午後6時 夕食の準備もでき、一日で一番楽しい夕食がはじまった。皆んなニコニコしている。
午後6時54分 バスに乗って和田町にある銭湯へ、同8時25分帰ってきた。
午後9時30分 宿題や就寝準備をしていた子ども達も消灯とともに探い眠りについた。
取材を終え、1週間で子どもの生活が変わるとは思わないが、この合宿で親は子どもを手離したさみしさ、子は親のありがたさ等を体験し、今後の生活に生かされるだろう。
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( 写真説明 ) メモを見て必要な材料を
( 写真説明 ) ドンブリでもう一杯