“社会の敵”暴力団を追放しようと、去る10月30日吉原市民会館大ホールで市民1,400余人が参加して暴力団追放富士市市民大会が開かれました。
この大会は、町内会連絡会をはじめ48の市民団体で構成された、富士暴力団追放推進協議会(会長渡辺市長)が市民総ぐるみで暴力団追放運動を展開してゆくために開いたものです。
大会では、最初に会長の渡辺市長が「市民一人ひとりの力を結集して、暴力団のいない明るいまちをつくりましょう。」と市民総決起を呼びかけたのに続き、市内の暴力団の現状説明や「暴力団対策について」と題した講演のあと、大会決議文を採択し参加者全員で吉原本町通りをパレードしました。
9団体178人の暴力団
富士警察署の調べによると現在、市内には9団体178人の暴力団員が存在し、その数は県内暴力団の1割を占めています。
暴力団は、暴力で市民と社会に恐怖と害悪を加える「カネのためならなんでもやる職業的犯罪者集団」です。
彼らは、一定の「縄張」という勢力範囲を持ち覚せい剤の密売、賭博、ゆすり、売春、ノミ行為、債権取立、倒産整理、示談屋等カネのためなら何んでもする市民の敵です。
暴力追放三(さん)ない運動
●暴力団を恐れない。
●暴力団に金を出さない。
●暴力団を利用しない。
この、暴力追放「三ない運勧」を実践し、あらゆる暴力を見逃さず、勇気をもって明るく住みよい富士市をつくるために、市民総ぐるみで立ちあがりましょう。
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( 写真説明 ) 会場には1,400余人の市民が
( 写真説明 ) 参加者全員がパレード