【広報ふじ昭和58年】読書の秋です
ご存知ですか市内の図書施設を
市内には、中央図書館を初め、いくつかの図書施設があります。
公立図書館だけでなく、私設図書館や家庭文庫と呼ばれている図書施設もあります。近くの図書施設を利用してみませんか。
■中央図書館
今泉・電話番号 52-2825
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
昭和39年に開館、年間10万人以上が利用しています。
蔵書数は11万7,000余冊で200人が一度に本を読むことができる閲覧室、子どもたちのための児童閲覧室などがあり、目の不自由な人のための声の図書(カセットテープ)もあります。
- 写真あり -
■デゴイチ文庫
入山瀬・電話番号 71-9044
身延線入山瀬駅西隣にある交通公園に、蒸気機関車のデゴイチと客車が陳列してあるSL広場があります。
この客車が図書館(鷹岡デゴイチ文庫)で、子ども向けの本を中心に約4,300冊の本があります。
■西図書館
本市場・電話番号 64-2110
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
昭和55年に、西部地区の図書館として、富士税務署東隣りにできました。50人収容の一般閲覧室や児童コーナーなどがあり、小説、絵本を中心に2万9,000余冊の本があります。
- 写真あり -
―中央・西図書館は―
●貸出し
1人3冊までで2週間以内
●開館時間9時〜17時
●休館日
毎週火曜日と月末図書整理日です。
郷土が生んだ女流作家
広見公園に小糸のぶさんの文学碑
現在も活躍中の郷土出身の女流作家小糸のぶさんの文学碑が関係者の皆さんにより広見公園に建てられ、9月24日に除幕式が行われました。
小糸のぶさんは、明治38年吉原町追分に生まれ、吉原小学校、富士高等女学校を経て、静岡女子師範に学び卒業と同時に県内各地の小学校で教鞭をとりました。
昭和16年国民映画脚本募集に応じ「母子草」が1等に当選、その翌年から作家生活に入り、以来「おもかげ」が直木賞候補となるなど多くの作品を発表しています。
- 写真あり -
子どもはやはり本好きだ
本に親しむ環境づくりを
◇広めよう「縁側文庫」を
本当は本好きなのに、本にふれる場・環境・時間が与えられていない今の子ども達に、気軽に本とふれあう場を作ろうと、佐野茂雄さんが自宅(富士見台)に開設したのが松籟文庫。
佐野さんは、「子ども達に本のよさを知ってもらうには、お宅の縁側、庭一坪を解放して子ども達に本の読み聞かせをしてやる“縁側文庫”“一坪文庫”を広めることが大切な事です。」とこの運動を推進しています。
◇松籟文庫はこんなところです
松籟文庫は、佐野茂雄さんが昭和53年9月に富士見台の自宅に開いた私設図書館です。
開館日は、毎週水曜日と土曜日。開館日には学校が終った子ども達が大ぜいきて本の読み聞かせを楽しんだり、好きな本を借りにきます。
現在、蔵書数は3,000冊を数え、地域の子ども達のいこいの場となっています。
*所在地 富士見台7 電話番号 21-3496
◇市内の私設文庫
〇中丸文庫 久利宅 電話番号 63-0540
○やまびこ文庫 小堀宅 電話番号 35-1449
○青空文庫 矢部宅 電話番号 35-0366
〇広見読書会 代表宮崎 電話番号 35-2025
〇窓の会 松永宅 電話番号 35-3439
〇若松文庫 小長井宅 電話番号 62-0365
〇わたげの会 高山宅 電話番号 52-4970
・文庫を開設したい人は松籟文庫へ
- 写真あり -
( 写真説明 ) 「おもしろかったよ」と本を返す子どもたち
( 写真説明 ) 読み聞かせをする松籟文庫の佐野節子さん
自動車文庫
1,200冊の本を積んだ、マイクロバスが、サークルや工場を訪れています。
昨年1年間に2万人の人達が利用し、4万1,000冊の本を貸出しています。
自動車文庫の訪問を希望する人は、5人以上のサークルを作って中央図書館へお申込み下さい。
富士文庫
昭和21年に開館した伝統のある図書館で、蔵書数は5万冊を救え、貴重な本や資料などもあります。
・所在地 久沢 電話番号 71-3254
・開館時間 8時30分〜16時45分
・休館日 毎週月曜日、祝祭日 月末
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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