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【広報ふじ昭和58年】あなたの考え・意見・提案が心と心を結ぶ お便りコーナー

あなたのお便りをお寄せください

 このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提言などを、どしどしお寄せください。
 お便りをお待ちしています。

◇応募される人は原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。

◇送り先は−市役所広報広聴課
 〒417 永田61-1
 原稿締切日は、毎月15日です。

今月のテーマ 青少年非行を考える

 今や青少年非行は、戦後第3のピークを迎えた―といわれています。万引き、校内暴力をはじめ、テレビや新聞では連日のように取り上げられています。
 非行の原因や背景としては、さまざまな意見があります。私の考えはこうですというお便りをいただきました。


地域とのつながりを 
水本 ゆきさん 今泉(46歳)

 近年、私たちの生活は、健康、教育、仕事、余暇など生活水準は大きく伸びてきました。しかし、少年非行や家庭内、地域内のトラブルなど私たちのまわりには、さまぎまな問題が取りまいています。
 私たちは、「モノ」「カネ」といった物質的な面だけでなく、心の面での充実感が伴う豊かな地域社会、家庭を築いていかねばなりません。
 少年非行は、今や、かつて経験したことのない深刻な事態に直面しています。最近の非行少年の特徴は、人との付き合い、つまり、人間関係の結び方のまずさが指摘されています。
 非行防止だけでなく子どもの人間形成のためには、何よりも親が甘やかしたり、自分たちさえよければといった子どもに対する接し方を改めることが先決です。
 子どもは、いつまでも赤ん坊ではありません。親も子どもと共に成長することと、小さい時から地域とのつながりを持たせることが大切です。



大切な幼児期
金刺美津子さん 松本(40歳)

 非行の芽は、乳幼児時代にすでに芽生えているといいます。
 耐える事を忘れがちな私たちは子どものために犠牲になりたくない、自分自身を大切にしたいと、自分の事に重点をおいてしまう親が多いのでは―。「親たちの失敗」(原田幸彦著)によると子どもを産むと誰でも母親になると錯覚するが、女親が母親になるためには、我が手で育ててはじめて親となりうる、と同時に核家族化した現在父親も家事に参加し、母親だけに押し付けてはいけないといっています。幼子を持つ親たちは今が一番大切な時期だということを自覚し、惜しみない愛を与え、しつけを我が手でする事です。
子どもが少しばかり字が書け、読めたから、おとなのまねが出来たからと目に見えた事のみにおぼれていないか、無理やりおとなの望みをおしつけ、型にはめこもうとしていないかなど、親にとって都合のよい子にしようとしていないかを反省してみる必要があると思います。



時には愛の鞭(むち)を
渡辺章子さん 岩本(55歳)

 テレビをつければ、校内暴力、青少年非行と暗いニュースばかり、何か不安な気特になります。
 私は、これは子ども達のストレス解消の排け口としての行動だと思います。帰宅しても家族もおらず、忙しい母親の後姿を見、話し相手にもなってもらえずテレビで夜更かし、朝寝坊、このような悪循環が非行仲間への誘引ともなります。
 子どもは、外でよく遊び、何か目的をもち打ちこんでいれば悪に目を向ける余裕もなく強い意志も育ちましょう。他人に迷惑をかけず、自分の行動は責任をもち、ものの善悪の判断ができるよう家庭でもしつけるべきです。子どもは、親をみて育ちます。まず親の姿勢を反省し、子どもを信じることも大切です。
 身体は発達しても精神のともなわない現代っ子、時には愛の鞭も必要です。将来を背負う子ども達を過保護、過放任にならず大事に育てたいものです。



今こそ連携が必要
鈴木寿々夫さん(52歳) 青少年補導員 駿河台3丁目

 10年前から、市の青少年補導員として、青少年補導にあたっています。
 現在、マスコミ等で青少年非行が取り沙汰されていますが、悪いことをするのは、ほんの一部分の子どもたちです。悪い悪いというばかりでなく、良い子どもたちも多勢いるので、その子どもたちも取り上げるべきではないでしょうか。
 最近では、人と人との結びつきが薄れ、隣り近所ですら言葉を交わすことが少くなっているのが現状です。
 青少年非行の問題は、一部の人たちだけでなく、みんなが一人ひとりのこととして受け止め、地域・学校・家庭が連携して取り組まなければ効果があがらないと思います。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 青少年健全育成総決起大会の街頭パレード

テーマ

■9月は「我が家の防災対策」
 去る5月26日の日本海中部地震では、100余名の死者と多くの被害がでました。
 災害の未然防止また、被害の軽減をはかるためには日ごろからの災害に対する備えを十分心がけておくことが大切です。あなたの家庭での防災対策はいかがですか。我が家の防災対策はこのようにしています、というお便りをお待ちしています。

■10月は「私と本との出会い」
 秋の夜長に読書を−テレビ社会、活字離れの時代といれれる中で、こんな言葉は、遠のいてしまう感さえあります。
 しかし、私たちにとって本は、夢や希望、知識を与えてくれるばかりでなく、人生観さえ変えることもあります。
 そんな中でのあなたと本との出会いをお便りください。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 昨年の非常食炊出し訓練
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