富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 昭和58年 > 昭和58年6月5日 366号 > 【広報ふじ昭和58年】あなたの考え・意見・提案が心と心を結ぶ お便りコーナー

【広報ふじ昭和58年】あなたの考え・意見・提案が心と心を結ぶ お便りコーナー

あなたのお便りをお寄せください

 このコーナーは、皆さんの意見交換の場とさせていただきます。テーマに基づいた、あなたの意見や提案などを、どしどしお寄せください。
 お便りをお待ちしています。

◇応募される人は
 原稿用紙へ300字程度にお書きください。趣旨を変えないで原稿を直すことがあります。住所・氏名・年齢・連絡先を忘れずにお書きください。

◇送り先は−市役所広報広聴課
 〒417 永田61-1
 原稿締切日は、毎月15日です。
 市政に対する意見や提言をみなさんからお寄せいただくため、市長への手紙「わたしの提言」を公民館などの窓口に置いてあります。
 あなたの意見や提言をお寄せください。

今月のテーマ 老後を生きる

 日本人の平均寿命は、男73歳・女79歳。もはや世界でもトップクラスの長寿国となった日本人にとって、老後をいかに過ごすかは大きな課題です。現在、私は老後をこのように過ごしている、又、このように過ごしたい、そんなお便りをいただきました。


文芸で学ぶ心の美
小林久子さん(56歳)今泉8丁目

 高齢化社会に向かい、核家族化が進む現在、私たち夫婦も息子夫婦と別居生活をしていますが、節度を守りつねに言葉を交わし合うよう心掛けています。
 小康を保ちながら生を刻みゆく私にとっては、家の中が最高のオアシスです。前教育委員会主催による市民文芸に情熱を燃やす傍(かたわ)ら、書道に心を統一し、特に、詩に親しむ時の心はバラエティーに富んでいます。
 身辺いたる所に顔をのぞかせている詩の芽を上手に摘み取る努力の積み重ねにより、明日の理想へ一歩でも前進しようと思います。繊細な感覚の働きの中から生まれる作品は、人間の間に結ばれる絆(きずな)や人を愛する心の豊さを培います。
 自主性をもって、自分の可能性を伸ばし、いつも心を明るくしていることが大切だと思います。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 小林さん



高齢者事業団へ入会
宮川ちよさん(67歳)長者町

 体を動かすのが好きな私は、近くの保育園へパートにいっていました。
 ところが年とともに動きの早くなる子供達についていけなくなり、やめることにしました。
 そこで、一時家でぶらぶらしていたのですが、近所に高齢者事業団へ入会している人がおり、話を聞いているうちに自分でもやれそうな気がしたのでさっそく入会。
 幸い、入会した翌日から仕事の依頼があり、出かけていったところ、大勢の仲間が楽しそうに仕事をしていました。
 最近、ボケ老人の問題が叫ばれていますが、ボケを防ぐためには、趣味とか仕事をもって体を動かすのが一番だと思います。
 私の場合は高齢者事業団を通していろいろな仲間達と、わきあいあいと楽しく仕事をすることが、ボケを防ぐし、老後を生きる道だと思っています。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 宮川さん



入山瀬の花咲じいさん
後藤 孚さん(83歳)久沢東

 昭和34年から25年間、身延線入山瀬駅の花だんづくりを続けています。
 皇太子殿下のご成婚を記念して始めたのがキッカケ。昭和37年には、全日本花いっぱい大会において、全日本優良賞もいただきました。
 6月といえば1年中で一番日の出の早い時期、毎朝目がさめると寝ていられません。朝の4時半に起き、地下たびに脚半(きゃはん)をつけて、自転車で駅へ走る毎日です。早朝、1時間から2時間程の花だんの手入れは、気分爽快。駅を利用する人たちは、「花咲じいさん、お早よう!」と声をかけてくれます。
 私の夢は、街中を花いっぱいにすることです。見渡す限りお花畑だったら、どんなに素晴らしいことでしょう。花を見ることによって、人の心もなごみます。これからも、ずっと花づくりを続けていこうと思います。「もう」や「あきらめ」はダメ。「まだ、まだ」という気持でいなければ……。年をとっても、つねに目標を持つことが大切です。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 入山瀬駅の花だんを手入れする後藤さん

テーマ

■7月は「我が家の省エネ対策」
 クーラー・冷蔵庫・テレビなど7月から8月かけて、その利用度は大幅に増加。暑いからといって、電力や水を必要以上に使うことは、貴重な資源のムダ使いに−。
 省エネルギーが叫ばれて久しくなりますが、あなたの家庭での省エネ対策はいかがですか。節電・節水など、日ごろ心がけていることがありましたらお便りください。

■8月は「青少年非行を考える」
 今や青少年非行は、戦後第3のピークを迎えた−といわれています。
 万引き、校内暴力、覚せい剤汚染、売春行為など、テレビや新聞では連日のように取り上げられています。
 最近の青少年非行の特徴として、低年齢化も見逃すことができません。
 青少年非行の原因や背景としては、さまざまな意見があります。さて、あなたの考えはいかがですか。
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp