訪問販売による多くのトラブルが起きています。市民生活課に寄せられた、昨年一年間の相談件数159件のうち、75パーセントにあたる120件がこの訪問販売による相談でした。中でも、学習用教材セットや消火器販売などの苦情相談が増えています。
教材セットの被害など
昨年一年間に寄せられた相談件数のうち、最も多かったのが「学習用教材セット」の25件、次いで太陽熱温水器15件、消火器12件、金取引11件の順でした。
学習用教材の相談では、「コンピューターで選ばれて、海外旅行特別割引サービスがある」などと若い女性から電話がかかり、海外旅行の話をされたあげく、英語教材セットの購入の契約をしてしまった。消火器の訪問販売では、市役所や消防署の名前をかたって販売されたので、契約してしまった。また、何十万円もする幸福のツボや血がきれいになるという高麗人参を買ってしまった、などの被害が出ています。
相談は市民生活課へ
こうした訪問販売のトラブルをさけるには、次のことに十分注意しましょう。
1.その商品が本当に必要なものかどうかをよく考える。
2.必要でなければきっぱりことわる。
3.その場では返事をしないで、家族と相談してみる。
4.契約時に押す印は慎重に取り扱う。
5.現金払いはなるべくさける。
もし、うっかり契約してしまった場合は、クーリングオフ制度をご利用ください。契約した日を含めて、4日以内なら無条件で解約できます。
ただし、現金で全額支払ったものや、使用したり消耗してしまったものは適用されません。
訪問版売の相談は、市民生活課へご連絡ください。電話番号 51-0123 内線248
- 写真あり -
( 写真説明 ) 訪問販売による苦情が…