【広報ふじ昭和58年】よりよい環境を求めて
第11回環境週間 6月5日〜11日
6月5日から11日までは「環境週間」。
この期間中に各公園の清掃や廃棄物の不法投棄監視パトロ−ル、植樹祭などの行事が行われます。
富士に住んでみたい、住み続けたい、と思われる快適な生活環境をつくるには、私たちひとりひとりが身近な環境問題に目を向け、自分たちの手できれいに......という心構えが大切です。
みなさんも期間中に何かひとつでも参加協力をお願いします。
6月6日 青空に願いをこめて
オープニング行事として、今年は吉永第1小学校の子どもたちが、美しい環境づくりの願いをこめた短冊や花の種をつけた風船1,000個を大空へ飛ばします。
6月6日〜11日 自然保護パネル展
自然を保護、保全していく思想を持っていただこうと、自然に関する写真やイラストのパネルを市役所2階市民ギャラリーに環境週間中展示します。
6月7日 三者懇談会
河川浄化に悪影響を及ぼす合成洗剤を追放して、石けん使用を普及させるため、行政、消費者、業者の話し合いを行います。
6月8日 ふるさとの森づくり
緑を守り育てる意識を高めるとともに、緑をふやすため、タブノキの苗木200本を植栽可能な神社に町内会の協力を得て植樹していただきます。
6月9日 不法看板撤去
道路や歩道上へ不法に立ててある看板を撤去します。
6月10日 花壇、緑化作文コンクール表彰
各団体が設置している花壇の優れたものと小・中学生から募集した優れた緑化作文を表彰します。
6月11日 ノーカーデー
排気ガス、騒音などの車公害について考えるため、ノーカーデーを実施します。
市民のみなさんもなるべく車を運転しないようご協力ください。
6月11日 市民植樹祭
富士総合運動公園内に「緑いっぱい市民の会」が中心になって植樹を行います。
環境週間のはじまり
1972年6月、スウェーデンのストックホルムで開かれた国連人間環境会議は、人類とその子孫のため、人間環境の保全と改善を世界共通の努力目標とした「人間環境宣言」を採択しました。
これを記念して、世界各国で毎年6月5日を「世界環境デー」として、環境問題の重要性を認識するため、いろいろな行事を行っています。
日本では、この「世界環境デー」から一週間を「環境週間」として、全国各地でよりよい環境を求めてさまざまな行事が行われています。
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自然保護は私たちの使命
富士市長 渡辺彦太郎
四季折々の日本の自然は、私たちに潤いと安らぎを与えてくれます。しかし私たちは、美しい草花や自然の造形を単なる景観として眺めているに過ぎないのではないでしょうか。
幸いにして富士市は、富士愛鷹山麓のすぐれた自然が、有形、無形で市民生活を支える大きな役割を果しています。
このかけがえのない自然という財産を、市と市民が一体となって保護、保全し、これを次代へ継承していくことが私たちに課せられた責務です。
そこで富士市では、すでに自然調査に取り組んでまいりましたが、今年度はさらに総合的な環境整備のために現存する自然植生をいかに保護保全すべきか、また失われた緑をどのように復元していくかについて考え、調べていきます。
この環境週間を足場として市民みなさんの積極的な協力をお願いします。
そのほかの環境週間行事一覧表
- 図表あり -
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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