薬草名 オタネニンジン
生薬名 人参(ニンジン)
薬効 食欲不振、衰弱時の強壮
一般的に朝鮮人参と呼ばれている。江戸時代幕府が作らせたことから御種人参といった。これが、なまってオタネニンジンとなった。
果実は夏に赤い実をつけ、播種後5〜6年目の秋、根を掘り水洗いし竹べらで表皮をはがし天日で乾燥させる。食欲不振、衰弱時の強壮に用いる。1回量2〜6グラムを180ccの水で2分の1にせんじて服用する。(高血圧の人は服用を控える。)
白い花の咲く、匂いの強いトウキを人参と間違っている人が多いが朝鮮人参ではない。