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【広報ふじ昭和58年】薬草のおはなし 1

薬草名 ウツボグサ
生薬名 夏枯草(かこそう)
薬効  肝臓炎、膀胱炎

 どこにでも見られる多年草、草たけ約30cm、初夏に紫色の唇形花を穂状につける。花の形が矢を入れる「うつぼ」に似ているところからその名がつけられた。夏に急に褐色に変わり枯れて見えるので「夏枯草」ともいう。花穂が褐色になったころ採取、日干し乾燥したものを生薬として用い、特に利尿薬として腎臓炎、膀胱炎など、日量10グラムせんじて服用するとよい。
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