富士市民憲章制定市民会議と市は全世帯を対象に市民憲章に盛り込む内容に関して、アンケート調査を行いました。
これは、まちづくりの合言葉ともいえる市民憲章をみんなでまとめていこうということから、昨年11月25日号の広報ふじに調査用紙と回答はがきを折込む方法で実施したものです。
昨年末までに寄せられた回答はがきは2,080通。
その結果は次の通りでした。
●この結果を参考に文案づくりに努めます
富士市民憲章制定市民会議会長 秋山登さん
- 写真あり -
アンケート調査にご協力いただいたみなさま方に、厚くお礼申しあげます。
この結果を参考に、3月末をめどに富士市にふさわしい市民憲章の文案づくりに努めます。
1.福祉・助け合い
この項目で最も多かったのは「人と人のまじわりを大切にし、明るいまちをつくる」で46.4パーセントありました。
2位と3位の差はほとんどなく「たがいに親切にし、あたたかいまちをつくる」が26.1パーセント。「たがいに助け合い福祉のまちをつくる」が25.3パーセントという結果でした。
- 図表あり -
2.自然保護・環境美化・緑化
「恵まれた自然を大切にし、きれいなまちをつくる」が44.5パーセントと最も多く、次いで「みどりを守り、つくり、育て、みどりあふれるまちをつくる」が30.9パーセント。「環境をととのえ住みよいまちをつくる」が22.1パーセントの順でした。
- 図表あり -
3.教育・文化
「教養を高め、文化をはぐくみ、視野の広い市民となる」が41.4パーセントありました。
次いで「教養を高め、かおり豊かな文化のまちをつくる」が37.1パーセント。「知性と若さに満ち、文化をはぐくむ市民となる」が18.7パーセントの順でした。
- 図表あり -
4.家庭、健康、勤労
この項目では「働くことに喜びをもち、明るく健康な家庭をつくる」が過半数の57.8パーセントと最も多くありました。
次いで「健康で働き明るい家庭をつくる」21.5パーセント。「健康で働き明るく豊かなまちをつくる」18.1パーセントでした。
- 図表あり -
5.公徳心・郷土愛
この項目ではあまり大きな差はなく「秩序を守り、平和で安全なまちをつくる」が36.4パーセント。「郷土を愛し、公共のものを大切にする」が32.2パーセント。「人に迷惑をかけず礼儀正しい市民となる」が29.3パーセントという結果でした。
- 図表あり -
■一口メモ
市民憲章に関して広報紙折込みによる全世帯アンケートを行ったのは県内では4市。このうち富士市の回答はがき2,080通は数では一番、回収率(3.5パーセント)では二番という結果でした。