(こえ)
市内の広い通りには街路樹が植えられ、公園にも緑が増えてきました。
緑のある街は、市民にとって魅力ある街です。
そこで緑樹の果す役割をPRすると同時に、これからも緑をもっと増やしてください。 (一市民)
(こたえ)
緑樹の果す役割はいろいろありますので、今回と次回の2回にわけてお知らせします。
今回は地震時などに予想される火災に対しての効果を説明します。
普通の木材は、面積1平方メートル当たり1時間に4,000キロカロリーの熱(真夏の太陽で1,000キロカロリーぐらい)を受けると着火しますが、生の立木は1万キロカロリーを超えてもなかなか着火しません。
建設省建築研究所では、樹木20種について耐火力の実験をし、ランクづけをしています。
その結果、モッコクやサンゴジュが最も火に強く一級、サザンカの生け垣はそれにつぐ二級、イチョウの並木などは三級と分類しています。
このように緑は、無言で都市生活を守り続けています。 (市みどりの課)