最近、騒音や悪臭に対する苦情が増えています。
ステレオ、テレビ、ピアノやカラオケの大きな音、庭先でのごみ焼却による煙や悪臭など。これらは、ちょっとした注意や心づかいで防ぐことができます。
お互いに十分注意して、住みよい環境づくりに努めましょう。
近所のステレオの音がうるさい。
ドラム缶の煙で息苦しい、何とかしてほしい−など。こんな苦情が増えています。そこで、市公害課に寄せられた事例の一部とその対応を紹介します。
−事例1−昼間でも雨戸を
近所の住宅で昼間、窓を開け、ステレオを大きな音でかけているため、非常に騒がしく、子どもを昼寝させるときは、雨戸をしめなければならない。
周辺の住宅でも非常に迷惑を受けているので、何とか指導してほしい。
〔公害課の指導〕
ボリュームを下げるか、部屋に防音装置をするように指導。
−事例2−ドラム缶の煙が
近所の家では、家庭から出たごみを庭先にあるドラム缶で焼却しており、その煙で、のどが息苦しくなる程であり臭気もひどい。
また、ドラム缶は、道路端にあり、子どもの通学路となっているため、ヤケドを負った子どももいる。
何度も注意したが、止めてもらえないので指導してほしい。
〔公害課の指導〕
ドラム缶等による焼却は、悪臭、ばい煙が発生し易いため燃やす場合は、ビニール、プラスチック等を除き、場所、風向を配慮して、近所に迷惑をかけないよう指導した。
カラオケ騒音に注意を
スナックをはじめとする飲食店営業にともなう深夜騒音(カラオケ、人声、車の出入り等)が社会問題となっています。
身近な騒音公害をなくすために、飲食店の自主的なご協力をお願いします。
騒音公害をなくすには
あらかじめ防音対策をすることが効果的です。騒音の苦情が出てから対策をたてるのは、余分な費用や時間がかかり感情的なこじれなどで解決も非常に難しくなります。
室内の壁や天井の改善による防音対策は最も大切ですが、音響機器(特にカラオケ、ジュークボックス)やクーラー、換気扇等の使用時間、取付方法、音量にも十分注意するなど細かい配慮が必要です。