【広報ふじ昭和57年】台風に備えて
今年は台風の当り年だともいわれています。
先の台風10号では、各地に大きな被害が出ました。
台風に備えるためには、正確な情報の把握と早めの対応策が必要です。テレビ・ラジオなどの情報に十分注意し、早めに必要な対策をたてておきましょう。
情報は正確に
台風が近づくと、テレビやラジオを通じて“台風情報”が発表されます。その情報を1度だけ聞いて、自分で判断を下すのは大変危険です。
台風の進路や勢力は、まるで生き物のように刻々と変化するからです。朝の予報では夕方ごろに上陸との見通しも、午後になって急に早まったり、遅くなったりということがよくあります。
正確な情報を得るためには、1度の予報だけでひとりよがりな判断はせず、次々に出される予報を注意深く聞いて、その都度判断するようにしましょう。
台風情報では、必ず大きさと強さをあわせて発表します。この大きさと強さは必ずしも正比例しませんので注意しましょう。「小型だから安心」などと、たかをくくっていると強い台風だったりして、思わぬ被害をこおむることがあります。
家屋の補強は早めに
台風が近づくことがわかったら、早めに必要な対応策をたてておきましょう。
まず、家屋の補強は早めに!煙突、看板、テレビのアンテナ、塀などの補強を十分にすること。また、窓や雨戸などは、釘づけにしたり、板をあてて補強しましょう。家の周囲は、整理整とんし、風で物が吹きとぱされないようにしましょう。
停電に備え、懐中電燈やトランジスタラジオの用意はもちろん、いざというときのために、非常持出品などの用意も忘れずに。当面の食料品、飲料水、応急医薬品、ビニール袋、お金なども用意しておきましょう。
正確な情報の把握と早めの対応は、台風の被害を最少限にくいとめます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 気象衛生“ひまわり”から見た台風
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