【広報ふじ昭和57年】ガンを防ごう 早期発見・早期治療
9月はがん征圧月間
がんに対する正しい知識を身につけ、早期発見、早期治療により、がん被害を防止することを目的に9月1日から1か月間「がん征圧月間」がはじまります。
がんが脳卒中を抜いて第1位に−昭和56年にがんで亡くなった人は全国で約16万6,000人。脳卒中による死者を約9,000人も上回り、死因別順位のトップになったと先頃厚生省は発表しました。
また、全死亡者数に占める「がんによる死者」の割合は23.1パーセントで、亡くなる人のおおよそ4人に1人はがんが原因となっています。
増える肺がん
市内で昨年1年間に亡くなった人は1,052人。死因別順位を見ると、トップが脳卒中で240人、第2位ががんで221人、第3位が心臓病で194人と成人病といわれている脳卒中・がん・心臓病が上位を占めています。
以下肺炎及び気管支炎、不慮の事故、肝硬変と続いています。
がんで亡くなった221人の部位別順位は、胃がんが60人でトップ、以下肺がん、肝臓がんと続き最近の傾向として肺がんの増加が目立ちます。
がん予防の12か条
■がん予防の12か条
●偏食しないでバランスのとれた栄養をとる
●同じ食品を繰り返して食べない
●食べ過ぎを避ける
●深酒はしない
●喫煙は少なくする
●ビタミンA・C・Eと繊維質のものをよくとる
●塩辛いものを多量に食べない
●ひどく焦げた部分は食べない
●かびの生えたものは食べない
●過度に日光に当たらない
●過労を避ける
●からだを清潔にする
がんは年齢的に中年以降に多く発生します。男女とも40歳を過ぎたら年1回は検診を受けましょう。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 胃のレントゲン検査
- 図表あり -
( 図表説明 ) 昭和56年がんの部位別死亡状況(富士市)
添付ファイル
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