「白」このことばは我々にきわめて清潔感を与える。しかし、世の中には汚れた「白」もある。それも悪魔の「白」。その名は覚せい剤。
恐怖の白い粉も使い始めは、その恐ろしさを知らない人が多い。しかし、その毒害ははかり知れないものがある。
慢性中毒になると、世の中に全く見えないものが見え、全くしない音が聞こえ、又、他人に襲われると思いこみ、その結果殺人さえ行われる事は、テレビ・新聞等でご存知であろう。このため、富士地区保護司会では、覚せい剤乱用防止のため、具体的策を講ずる他、地域活動の実施、又は不測の事故を防止するため、覚せい剤乱用防止対策委員会を設置した。