「富士桧」の生産団地を目指して
富士市の面積の約半分をしめる山林。ここに「富士桧」の生産団地を目指していろいろな林業施策が行われています。
昭和54年度に設置された富士木材センターは、年間約1万ヘクタールの木材を取扱い、富士市の林業に大きな影響を与えています。
いままでは市場が遠いため、せっかく間伐した利用可能な木材でも林内に捨ていましたが、市場が近くにできたことで林業家の手で搬出され、容易に現金化することができるようになりました。
このことは価値ある林をつくるのに、かかすことのできない間伐を積極的に行わせることにもなりました。
センターの将来は、現在手狭になってきた施設を、昭和57年度から県東部の広域林業拠点センターを設置し整備拡充をはかります。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 地図
- 写真あり -