【広報ふじ昭和57年】きれいなまちづくりスタート
第1回市民美化清掃 3万7,000人が参加
富士市をきれいにする市民運動の第1回目の清掃が、推進連絡協議会と自治町内会の共催で、5月30日(ゴミゼロ)、6月6日の日曜日に行われ、参加者は324町内、3万7,000人。
なかには、吉原第三中学校の生徒や岩松地区の子ども会など総出で参加したところもあり、全市的な規模で活動が展開されました。
回収されたごみは、自治会ごとに分別収集のシステムにのせて処理したので数量は明らかではありませんが、空きかんだけでも、7万個以上が回収されたと推定されます。
むつみ合う心 ごみを捨てない心
この市民運動推進連絡協議会の石田潔会長は次のように語っています。
「市民のみなさんが、自分たちの手で富士市をきれいにしようと盛りあがり、予期以上の成果をおさめました。数量面での成果とともに、この活動を通して市民の中に強まったであろう、むつみ合う心、ごみを捨てない心のことまで考えて成功だったと思います。
これをふまえて、今後、町内ごとの活動組織に工夫を加え、12回の第2回美化清掃も大成功になるよう推進していきたい。」
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