消費生活モニターのみなさんが、魚類の価格、品質、鮮度などの調査を行いました。
調査品目は、日ごろ食卓にのぼっているまぐろ、あじ、さば、いわし、いか、塩さけ、たらこの7品目でした。
調査は、消費生活モニターが、日ごろ買物をしている魚店、スーパーなど42店舗から267点を購入して調べました。
調査結果はまずまず
調査の結果は表のとおりでしたが、価格を昨年11月に比べると、まぐろ、あじ、いわし、たらこの4品目が値下がりし、さば、いか、塩さけの3品目が値上がりしていました。しかし、さばは、昨年調査したものと種類が違う、品質の良い“まさば”でしたので単純に値上がりしたとはいえません。
品質は、良いとされたものが159品、普通とされたものが87品、悪いとされたものが21品でした。
昨年の調査と比べ全体に価格は安く、品質も良いという結果になりました。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 魚類調査価格表(6月16日調査)価格は100グラムあたり
―魚の品質の調べ方―
まぐろ…手に持って水気の少ないものが良い。
あじ……目の鮮やかなものが良い。古くなると目は赤みを帯びひっこんでくる。
さば……2月ごろまでが旬でおいしい。太ったものが良い。
いわし…目の色が鮮やかなものが良い。痛みやすいので早く調理する。
いか……新しいものは白く、古くなると赤くなる。黒いのは冷凍もの。
さけ……赤身でしまったものが良い。最近は甘塩なので痛みやすい。
たらこ…固くしまっていてどぎつい赤色でないものが良い。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 魚を調査するモニター