市教育委員会は、教育の振興及び芸術文化の向上に寄与する、市民等の活動を奨励するための第1回富士市教育文化奨励賞を次の4氏1団体に贈り、表彰しました。
この賞は、現に優れた業績を挙げていることはもとより、将来一層の発展が望まれるものに授与するものです。
表彰式は、5月3日午前11時から吉原市民会館で行われました。
洗練された美濃焼の陶芸作家
江崎敏夫氏 48歳 天間1571
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全国的な規模で開催される各地の展覧会での活躍もめざましく、昭和48年日府展で最高賞を受賞。現在一水会の審査員をつとめながら、富士市工芸協会に所属し、本市の陶芸創作活動の指導者として、今後一層の練達向上が望まれている。
伝統の芸術文化を広める古典派の書家
滝川政市氏 67歳 水戸島本町2-2
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富士見高奉職30有余年間、同校の書道部顧問として習字指導を行い、全国高校書道展等で優秀な成績をおさめた幾多の生徒を輩出させ、自らも書道一筋の道を歩み、郷土の書活動の奨励をはかった実績は高く評価されている。
富士愛鷹などの植生研究に尽力
中山芳明氏 52歳 今泉1868
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植物の分野に研究を深め、豊富な知識と熱心な研究、旺盛な行動により愛鷹山、岩本山の植生の解明や標本の作成など学術的な基盤づくりをはじめ、本市の自然保護、環境保全にあたって積極的に努力し、高い業績を示した。
アマチュア音楽活動の普及向上に貢献
宮田玄英氏 72歳 大渕2235-86
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昭和29年富士市音楽協会を創立し、音楽団体の育成に優れた指導力と実践力をもって努力した。
その練達した技量や業績は市健全音楽の推進に大きく貢献している。
駿河郷土史研究会
歴史を知り郷土愛の醸成に寄与。
駿河郷土史研究会（鈴木富男会長）として創立以来、会員が郷土の歴史を調査研究してまとめた機関誌は40号に達し、その充実した内容と編集努力に高い評価を受けている。
特に死蔵されている古文書を発見し、その歴史的背景を究明した業績は大きく、郷土の文化財の保存、活用に寄与している。
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