市は、今年1月から「福祉の都市環境づくり推進指針」を作成し、民間施設の設置者や管理者の方々に協力を求めていくことになりました。
この指針は、障害者やおとしよりなど身体にハンディキャップ(不利)を持つ市民も健康な市民と同じように建築物や退路を利用できるように、その改善・整備の一般的な技術基準を示したものです。
●大切な思いやりと助けあいの心
市の公共施設は当然のことですが、デパート、金融機関、病院などにも障害者用トイレやスロープ(傾斜路)、手すりなどが配慮されていれば障害を持つ市民の生活や行動の範囲は、より広がります。
昨年の国際障害者年を契機にすでに改善・整備をしていただいた施設もあります。
こうした改善・整備により、すべての市民にとって住みよい街づくりを進めることは、国際障害者年のテーマ「完全参加と平等」の実現につながるものです。
市民のみなさん、思いやりと助けあいの心を育て、障害者に対するご理解とご協力をお願いします。
なお、詳しいことは市建築指導課(内線285)・社会課(内線228)へお問合せください。
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( 写真説明 ) 〔富士信用金庫本店障害者トイレ〕
( 写真説明 ) 〔静岡銀行吉原支店スロープ〕
( 写真説明 ) 〔富士市農協本所スロープ〕