■仏と供養者
石に刻まれている人々の様子からペルシャ人であることがわかります。このことからも仏教が中近東まで拡大していったことがうかがわれます。
特に、この彫刻の手法は実に精巧で、ギリシャ風手法の隆盛期のものといえます。(出土地、ガンダーラ地区・時代、紀元後2・3世紀)
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■仏像
仏像は紀元後2、3世紀にようやく出現しました。この仏はややインド化したもので、顔は丸く髪型は螺髪(らはつ)化しており、さらに、下に火を拝む人があり、ゾロアスター教の影響が残っている美しい仏像です。
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市政15周年記念特別展 仏像の源流−シルクロードの東西文化交流−
ただ今開催中(12月22日まで)
ところ 富士市立博物館
観覧料 大人200円・子ども100円