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【広報ふじ昭和56年】市民懇談会が提言

住みよい美しい街づくりには

■3本の柱で構成

 今年の2月発足した、「富士市をきれいにする市民懇談会」は、市民と行政が、富士市をきれいにするためには、何をしたらよいか−を渡辺市長に、このほど提言しました。
 同懇談会は、市内の各種団体と知識経験者ら34人で構成し、これまで、10数回にわたり論議を重ねてきました。
 提言は、「みどり豊かで清潔な住みよい富土市」とし、この目標を達成するために、大きく3項目に分けてあります。
 まず第1に「みどり豊かな潤いのあるまちづくり」、第2に「清潔できれいなまちづくり」、第3に「環境美化運動の推進」としています。


■市民・行政が一体で

 この3項目の主な点を紹介すると次のとおりです。
 ◎みどり豊かな潤いのあるまちづくりとしては、「都市公園をはじめとする緑とオープンスペ−スは、潤いのある街づくりの要である」として、その積極的な整備を望んでいます。
 具体的には、都市緑化の推進と公園、緑地の整備拡充をあげています。
 都市緑化の中では、家庭緑化、公共施設等の緑化、工場緑化、街路緑化などをすすめる上で、市民・企業・行政が行うことを明確に示しています。
 公園の整備拡充については、これからの公園づくりは、地域の特性や多角的な活用を考えながら建設することが大切である−としています。
 ◎清潔できれいなまちづくりとしては、美化活動と美化意識の醸成をあげています。
 家庭から周辺の道路、側溝、河川などの環境美化活動は、市民のだれもが身近な問題から取り組み、1人ひとりが心と体で実践し、その輪を広げていくことが大切−としています。
 ◎環境美化運動の推進としては、組織づくりと新しいまちづくりの目標設定をあげています。
 組織づくりにあたっては、この運動を円滑かつ効率的に実施するため、推進組織と実践組織とに区分して、組織化することが考えられる−としています。
 同懇談会は最後に、目標を実現するには、市民・企業・行政が一体となって、地道な努力を重ねるよう強く要望しています。
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