厚生省は、「自分の健康は自分で守る」をテーマに、昭和53年から10年計画で“国民健康づくり推進事業”をスタートさせました。
この事業は、市町村を実施主体として、より多くの人に自分の健康について考えていただくことをねらいとしています。
市は、この計画に基づき、健康づくり推進事業を昭和53年から実施していますが、地域ぐるみの推進運動とするため、54年度からは、重点地区を決めて実施しています。
54年度に鷹岡地区、55年度に大渕地区を対象として行い、成人病の早期発見、自分の健康についての意識づけ、さらに栄養改善の推進をもはかっています。
■健康教室などを開催
今年度は、岩松地区を対象に実施しています。事業内容としては、乳幼児の育て方、成人病予防についての講演会・成人病学級・血圧相談・健康展・健康づくりのつどい・健康教室などです。
成人病学級については、成人病予防、乳ガンの早期発見法について、各地区で実施しています。
血圧相談については、血圧測定を行い、高血圧者に対して成人病教室を開催します。
健康展については、9月5日と6日の2日間、パピーで行い約2,000人の参加で、大変好評を得ました。健康教室については、年間を通じて食生活の改善や健康増進についての学習や実践をしていきます。このような中で、参加者から「自分の体力や健康状態がよくわかった」などの声が多く出ています。また、市健康課は健康づくり推進事業をすすめる中で、自分の健康についての意識づけに効果を高めると共に、成人病の早期発見にもつとめたい−としています。
■健康展でアンケート調査
健康展の参加者の中から約600人に、「健康意識のアンケートしを実施しました。その結果、「健康について」と「健康のために気をつけていること」の問に対しては、左表の答えが出ました。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 健康のために気をつけていることは
( 図表説明 ) 自分の健康について考えたことがありますか
- 写真あり -
( 写真説明 ) 健康展で血圧測定