■漉舟(すきぶね)
手漉和紙(てすきわし)の製造に使われた道具です。水を入れたこの漉舟(すきぶね)の中へ繊維(せんい)とネリ(トロロアオイの根からとったどろどろの液)を入れ、よくかきまぜて和紙の原料をつくりました。
江戸時代から昭和の20年代まで、和田川沿に多く見られました。
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■原田製紙第一号機
明治28年、原田製紙では製紙技術の研究を重ね、日本で初めて機械抄(きかいすき)和紙を始めました。
この円綱式抄紙機(まるあみしきしょうしき)は、当時原田製紙で使われた機械に、なるべく近いものになるように研究して復元したものです。(縮尺約2分の1)
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