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【広報ふじ昭和56年】わが家の省エネ対策

太陽熱温水器に補助金

 市は、省エネルギー対策として、太陽熱温水器補助金制度を実施しています。これは、太陽熱温水器を設置した人に、補助金を交付するというもので、県下でも初めての試みです。補助金の交付期間は、昭和58年3月31日までです。
 我が家の省エネに、あなたもこの制度を利用してはいかがですか。


■今年はすでに140件が申込み…

 ふだん何気なく使っている電気やガス・石油などのエネルギー…
 私たちの生活にとってエネルギーのめぐみは、はかり知れないものがあります。
 ところが、最近よく「省エネ」ということばが口にされ、「むだのない上手なエネルギーの使い方をくふうしなければ、やがてエネルギーを十分まかなえなくなる。」といわれています。
 こうした中で、太陽熱を利用した温水器は、まさに省エネ、代替エネルギーの典型として、注目されつつあります。昭和30年代に爆発的ブームを起し、その後、下火となった太陽熱温水器ですが、現在は、品質、性能も改良され、再び人気を呼んでいます。
 温水器補肋金制度は、昨年の7月から実施しましたが、その利用状況は、55年度が317件、56年度が8月13日現在で140件ありました。
 今年度は、まだ余裕がありますので希望者は早めに申込んでください。


■補助限度額は3万円

 補助の対象となる人は、市内に1年以上住み、年間の合計所得が1,000万円以下で、市税を完納している人。
 補肋金の額は、3万円が限度です。
 申込み方法は、補助金交付申請書と関係書類を、市役所2階の市民生活課へ提出してください。対象となる温水器には、集熱部と貯湯部が一体となった「くみ置き型」と、分離した「自然循環型」があります。
 これら温水器の共通機能としては集熱性、保温性、出湯性、の3つのバランスが大切です。
 温水器を選ぶ場合は、安全性・耐久性を十分に確かめてください。
 補助金制度についての問合せは 市民生活課へ 電話51-0123 内線248
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火災の心配もなく

井上初江さん(59歳)新町
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 以前、古い温水器を使ったことがあるんですが、去年の暮れに新しいのを取付けました。
 お天気のいい日は、蛇口をひねるとすぐにお湯が出るので便利です。うちは少人数ですが、温水器を取付けてからは、ガス代が節約できます。夏だと月3,000円位で済みます。
 それに、火を使うことがないので、火災の心配もなく安心です。
 温水器は、省エネルギーにもってこいです。

ガス代が節約できるわ

岡田恭子さん(35歳)中比奈
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 去年の9月、市で、太陽熱温水器に補肋金を出してくれることを知り、さっそく取付けました。
 夏は、ふろのお湯が熱すぎる位です。冬でも晴れている日は、少し加熱する程度で、お湯が沸きます。でも、雨の日はだめです。
 温水器も年々、改良されて便利になっているようですね。
 冬のガス代は、取付ける前が、一万円以上でしたが、現在は6,000円位で済みます。とにかく燃料費が安上がりです。
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