市内で6番目の消防分署、富士見台分署が完成。
7月7日落成式が行われました。
建設場所は、富士見台1丁目。総事業費約8,300万円がかけられました。
同分署の対象地域は、富士見台団地、今泉北部、大渕ほか、原田、吉永の一部です。
今後、対象地域内で火災が発生した場合、いち早く消火態勢を取ることができます。
この富士見台分署建設にあたっては、今まで、同団地内には「公共の建物は建設できない」という建築協定がありましたが、住民全部の賛同を得ることによって建築協定を改定しました。
富士見台分署には、分署長以下13人の職員を配置します。
建物は、鉄筋コンクリート造り2階建て、延床面積377平方メートルです。水そう付消防自動車一台を配備。
分署が建設された富士見台団地は、現在、1,800世帯6,200人が住んでいるマンモス団地で、周辺には、神戸・原田・吉永地区があります。
この分署が完成したことによって、同団地及び周辺地域の防災態勢がより強化されたことになります。
分署を中心とした半径2キロメートル以内は、5分以内に消火活動が可能となりました。「消火は初めの5分」といわれるように、初期消火が最も大切です。
富士見台地区の佐野茂夫連合町内会長は、「このような立派な消防署ができて大変うれしく思います。場所的にもよく、団地に住む人たちの50パーセントは、この分署の前を通勤や通学で通るので、防火意識の向上にもつながるでしょう」と喜びの感想を話していました。
しかし、いくら立派な消防署ができても、火災を出すのも防ぐのもあなたの心掛け次第です。
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( 写真説明 ) 佐野茂夫さん