おたずねします
私たちの生活環境をよくするために、公共下水道の建設は重要なことと思います。
富士市も下水道建設に多額の事業費を使っているようです。それにより下水道が使えるようになると、負担金を納めることが義務づけられていると聞きました。
これはどういう制度で、どのくらいの金額になるのでしょうか。(駅南一市民)
おこたえします
下水道建設にはたいへんなお金がかかります。
1日も早く下水道を完備して、住みよい町にするため、市民のみなさんに事業費の一部を負担していただくのが、受益者負担金制度です。
下水道の事業は、主に国と市の税金で行いますが、下水道の設置によって利益を受ける市民は、下水道のできた地区の市民に限られます。
そこで下水道の設置によって利益を受けるみなさんに事業費の一部を負担していただき、早く事業を促進することが、負担の公平であるという考え方でこの制度は、制定されています。
負担金額は、富士処理区の場合、土地1平方メートルにつき120円です。納入方法は、5か年の分割払いで、1年をさらに4期に分け、合計20期で納めていただきます。
ただし、富士市では、農地については宅地になるまで負担金の徴収を猶予しています。
これからもこの制度をご理解のうえご協力をお願いします。(市下水道課)