市の仕事がどのような内容で、どう動いているかをわたしたち市民ができるだけ理解する−これは重要なことです。
そういったことで、市は公共施設見学を行っていますが、日常の仕事でなかなか参加する機会がないあなたに“紙上施設見学”を今回から毎月1回企画してみました。
☆38万人の消費者へ新鮮なものを
県下で初めての公設地方卸売市場。岳南地域を中心に38万人の消費者に新鮮な青果と水産物を供給しています。
営業開始から年々取扱高が伸び、いまでは、1日平均青果が76トン・水産物が12トンの大きな市場に成長しました。
この市場の特徴は、ワンストップショッピングといって、青果・水産物以外に附属店舗で肉・パン・惣菜・お茶など、スーパー化した小売店の需用に1か所でこたえられることです。
このシステムで消費者には、より早く新鮮なものが供給できるようになりました。
人気はマイナス35度の冷蔵庫
市場見学のメインは、何といってもセリ売り風景ですが、子どもたちが一番喜ぶのは、マイナス35℃の冷蔵庫に入ったときです。南極とほぼ同じ温度を体験してくると「ワァー冷たい」といって大さわぎです。
−あらまし−
・営業開始 昭和51年9月27日
・建設費 34億円
・面積 6万6,000平方メートル
・買受人 582人
・買出人 183人
- 写真あり -