「ワァーイ」という大喚声はなくても、全校生徒7人が兄弟のようにふれあい、勉強してきた勢子辻分校が、3月限りで閉校しました。
この勢子辻分校は、明治39年に当時の鵜無ヶ渕尋常小の分校として開校し、昭和30年ごろまでは、小・中学校合わせて40人ぐらいの生徒が通学する活気ある分校でした。しかし、時代の波には勝てず、分校に通っていた子どもたちは、ことし中学を卒業した川村由美子さんのほか、中学生の川村浩二君と、中学に進学した鈴木和彦君・上原由美子さん、それに小学生の川村正之君・鈴木くみさん、そして最年少の上原史好君の7人。しかも今後の入学予定者は、一歳半の幼児がひとりいるだけとあって閉校に踏み切りました。
子どもたちは、「ちょっぴり寂しいけれどたくさんの友だちができる」と、それぞれ新しい学校の神戸小と吉原北中に通っています。
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( 写真説明 ) 先生の質問には全部ぼくがこたえなきゃならないんだ
( 写真説明 ) みんなで食べる給食はおいしいな
( 写真説明 ) おねえさんもいっしょだよ
( 写真説明 ) おにいさんが遊んでくれるんだ
( 写真説明 ) 分校最後の卒業生だもの、これからも頑張ります。