美観を配慮したワンビル方式
増設中の第二清掃工場(五貫島)が、し尿処理専門工場として4月から運転開始になります。
現在、市内のし尿処理は、久保町の第一清掃工場と五貫島の第二清掃工場で行っています。
1日の処理能力は、第一工場が90キロリットル、第二工場が110キロリットルです。
しかし、第一工場の処理施設が老朽化したため、市は第一工場をごみ処理専門工場に、第二工場をし尿処理専門工場にすることとしました。
このため、第二工場へ最新鋭のし尿処現施設を増設しました。
今までのイメージを一掃
増設事業は、昭和54年12月から始められ、今年の3月完了予定です。
総事業費は13億4,400万円。
建物は、鉄筋コンクリ−ト造り、一部鉄骨造り、延べ床面積4,308平方メートルあります。
施設の処理能力は、1日80キロリットルで、現在の施設と合わせると1日190キロリットルになります。
特徴としては、し尿の汚泥を堆肥化する施設も備えています。
建物全体としては、今までのし尿処理場のイメージを一掃し、1次・2次汚泥処理設備など、すべての施設を建物の中に入れてしまうというワンビル方式をとっています。
公害防止対策にも十分配慮し、周辺に住む人たちの健康と生活環境を守ることを最優先させてあります。