昨年10月20日、県下で初めて誕生した高齢者事業団富士市シルバー人材センターが、発足わずか2か月で早くも当初予想を上まわる実績を挙げ、快調な滑り出しを見せています。
高齢者の生きがい対策としてスタートしたこの事業団−確実に高齢化社会の進む中にあって予想外に関心が高く、会員数も発足当初264人だったのが、昨年末現在すでに302人(男199人、女103人)に達しています。
事業実績も発足時から12月末まで約2か月間の累計は、仕事を受けたもの103件(公共事業13件、民間事業90件)これに対して、173人が延1,292日間働いています。また、契約金額も総額436万円余に達し、材料構入費等を差引いた408万円余りが配分金(賃金)として会員に支払われています。
まだ欲しい 仕事の量と種類
事業団では、将来、軌道に乗れば会員数300人、月間契約金額200万円は確保できると予想していたが、発足2か月余で早くもこの目標を達成し、昨年12月中の契約金額は230万2,818円に達しました。
しかし、職種別、男女別の就業状況を見るとまだまだ片寄りがあり、事業集団では「就業率を延ばすことも必要だが、いろいろな仕事を平均してやっていきたい。高齢者に向く仕事ならどんな種類の仕事でもよいからもっと出していただきたい」と市民のみなさんのご理解とご協力を呼びかけています。
−こんなとき、事業団がお役に立ちます−
◎新たに人を雇うほどではないが、きまった期間内に一定の仕事を処理しなければならないとき…
◎急に臨時の仕事ができて、高齢者に向いていると考えられるとき‥‥
◎だれかに留守や子守りを頼んで他の用事を済ませたいとき…‥
−事業団の会員となるには−
◎ほぼ60歳以上の健康な高齢者ならどなたでも入会できます。
申込み 問合せは
社団法人 高齢者事業団
富士市シルバー人材センター 電話番号 53-1150(職業安定所前)
- 写真あり -
( 写真説明 ) 豊かな経験をいかして