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【広報ふじ昭和55年】市の有形文化財に指定

瑞林寺の地蔵菩薩ほか2件

 市教育委員会は、市内松岡 瑞林寺の地蔵菩薩座像と東滝川 妙善寺の十一面千手観音座像、比奈 医王寺の薬師如来座像の3体躯を、9月1日付で、市の有形文化財に指定しました。
 これらの作品は、平安時代末期及び室町時代に造られ、きわめて優秀な彫刻であり、市内でも貴重な仏像と評価されています。


●木造地蔵菩薩座像(瑞林寺延命地蔵尊)
 平安時代末期に造られたが、鎌倉時代の力強い様式を示す像である。構造は寄木造で、表面に漆箔が施されている。作者は不明。
 像の体内には墨書で、治承元年(1177)の年号も記され、制作された時期がわかる極めて優秀な作品。
 伝えでは、源平富士川の合戦の折、平家の守り本尊として、この地に運ばれたものとされている。
- 写真あり -

●木造十一面千手観音座像(原田妙善寺)
 制作の時期は、体躯・衣文の線からおそらく室町時代と推定される。
 構造は寄木造で、表面に漆箔が施されている。
 作者は不明。
 本像は、市内では類例中もっとも古く、優秀な作品とされている。
 なお、同観音堂内の広目天、多聞天像の二天は、すでに市指定の文化財になっている。
- 写真あり -

●木造薬師如来座像(比奈医王寺)
 平安時代末期の制作になると推定され構造は寄木造で、表面に金泥漆箔を施してある。
 現在、像は江戸時代の修理で、表面に手が加わっているが、藤原末期(12世紀頃)当時流行の定朝様式に範をとったもの。
 修理によって、造られた当初の面影を少なくしているものの、体軀は古く極めて優秀な作品である。
- 写真あり -
添付ファイル
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