〔こえ〕
最近、市内で図書の自動販売機をよく見ます。
自動販売機には、俗悪な雑誌が入っているケースが多く、子どもたちに与える影響は大きいと思います。
一時期ずいぶん少なくなったように感じていましたが、また増えてきたのでしょうか。
俗悪な雑誌を入れた自動販売機は追放するようにできないでしょうか。 (横割 Tさん)
〔こたえ〕
有害図書の追放には大変苦慮しています。
昭和53年には、22台しかなかった自動販売機が、今年は60台に増えています。
県条例で有害図書追放を定めて規制していますが、実施段階では非常に困難な面があります。それは、有害図書に指定する以前に販売され、青少年の手に渡ってしまう場合が多いことなどです。
この問題を解決するには地域のみなさんの協力が必要になります。
まず自動販売機から悪書を排除する働きと、あらたに有害雑誌収納の自動販売機を設置させない運動を盛りあげることです。
家庭では、大人が姿勢を正し、俗悪な雑誌を買わない、あるいは家庭に持ち込まないなどです。
また青少年のたまり場となっている場所を発見したときは教育委員会青少年補導センターヘ連絡してください。 (市・青少年補導センター)