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【広報ふじ昭和55年】こころ豊かな地域社会を

みんなの手で住みよいまちづくり

コミュニティづくりを進める広見地区

 住みよい地域社会を自分たちの手で創ろう−と広見地区では、地区民が一体となって、コミュニティ(近隣社会)づくりをすすめています。
 広見地区は、昭和53、54年の2年間、県からコミュニティ活動推進のモデル地区として指定されました。
 この間、コミュニティセンターの設置、広見コミュニティ放送の開局地域団体の組織の見直しなどが計られ、県下のモデル地区として活動してきました。
 今年度は、地区社会教育推進会や連合町内会などの組織を一体化した、広見コミュニティ推進会が、11部門に分かれコミュニティ活動をすすめています。
 “コミュニティ活動”すなわち住民自治活動を積極的にすすめている、広見地区を今回はご紹介します。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 行事やお知らせはコミュニティ放送で
( 写真説明 ) 郷土の歴史についての学習会も
( 写真説明 ) 敬老会に参加した孫の演技に思わずにっこり
( 写真説明 ) 「おじいちゃん、おばあちゃんいつまでも元気でいてね」と広見小の生徒
( 写真説明 ) 地域住民が総参加の富士まつりは連帯感の高揚にもってこい
( 写真説明 ) コミュニティってなんぞや?まず学習会から
( 写真説明 ) 地区体育祭も12回目を迎える

ひとことインタビュー

 広見コミュニティ推進会々長、遠藤松吉さんに聞いてみました。

−“コミュニティづくり”という言葉がよく使われますが、広見地区としてはどのようなとらえ方をしていますか。
遠藤
 そこの地域に住んでいる人たちが、地域における問題は、自分たち自らが解決してゆくという住民自治の意識をもつ、これがコミュニティの基本的な考え方では……。
−コミュニティ推進会の特徴は
遠藤
 どこの地区でも同じですが、地区には多くの地域団体がありますね、しかし、それを構成する人たちや受け入れるのは同じ人です。
 そこで、それぞれの団体を統合し組織を一本化したことですね。
−どのようにコミュニティづくりを進めるのですか。
遠藤
 まず、何よりも大切なことは、“自分たちの地域は、自分たちの力で創る”という住民自治意識を高めることです。それには「住民憲章」の制定なども必要では……。
添付ファイル
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