いつ起きても不思議ではないといわれている東海地震。
いったん地震が発生したら、自分の安全は自分で守るしかありません。
そこで、自分たちの生命・財産を守るには、日ごろから町内ぐるみで地震対策にあたる、防災組織が当然必要になってきます。
■組織づくりあとひと息
昭和54年度からスタートした自主防災組織づくりは、市と県の補助金制度を併用したことにより順調に進み、現在、330町内のうち312町内で組織化されています。
まだ未組織の町内会については、1日も早い組織づくりが望まれ住民のみなさんが、必ず自主防災組織に入るようにしたいものです。
■日ごろの訓練を
自主防災組織をつくっても、万一のときに活動できないようでは何もなりません。
すでに結成されている自主防災組織のなかには、年に何回となく訓練を行い、しかも全世帯が参加するなど、日常活動が活発な地区もあります。
半面、訓練もほとんど行わず、地区民の防災意識が、低い地区もあります。
市は、自主防や、各家庭に配置してある防災器具を誰でも取り扱うことができ、行動の判断ができるようにする。また日ごろの訓練など、自主防災組織の内容の充実にも指導していく計画です。
■9月1日総合防災訓練
自主防災会は、住民のみなさんが自衛意識を持ち、市民総ぐるみで地震や、災害に対応するのが目的ですから、今年も9月1日の「防災の日」に総合防災訓練を行います。
今年の特徴は、平日に行うことです。会社に勤めている人は、在宅していませんから主婦が、重要な役割を持ちます。進んで参加しましょう。