津波を事前にキャッチーこのほど中丸地区では、市内で初めての津波監視所を防潮堤北側へ造りました。
この監視所は、予想される東海地震や最近発生した群発地震などで、津波のおそれのある場合“波の異状”をいち早くキャッチして地区民に知らせたり、市へ情報を提供することが狙いです。
また、津波だけでなく台風時の高波監視所にもなります。
建物は、木造瓦ぶき平家建、16.5平方メートルの立派なものです。
同地区は、過去何回か津波や潮害に悩まされてきました。
特に、明治32年の津波では多くの犠牲者がでています。
それだけに、昔から地域の防災意識は強く、毎年、防風林の手入れや植林も続けています。
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( 写真説明 ) 中丸地区の津波監視所
( 写真説明 ) 松林の手入れや植林をする中丸地区の人たち