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【広報ふじ昭和54年】こんな意見がでました

新しいまちづくり懇談会終る

 生産と生活が調和する産業文化都市を目指し、昭和60年度を目標とした新総合計画が真に市民のものとして理解され、新しいまちづくりを共に考えるため、市内18小学校区に分け、公民館を主会場に、去る6月1日から10月26日まで18会場で、各町内会長さんをはじめ地区委員さんや地域の指導的立場にある人達と、新組合計画をテーマにした、新しいまちづくり懇談会が開催されました。


18日間で延べ1,500人が参加

 この懇談会は、どの会場も殆んど満員で、18日間で延べ1,500人余りの市民の参加をいただきました。
 市側は市長をはじめ、助役、教育長や部課長など多数が出席いたしました。夜7時から市長の挨拶にはじまり、新総合計画のあらましを説明のあと、質疑や意見交換を行い9時をメドに終りました。
 どの会場も終始熱っぽい雰囲気の中で延べ200人余りの市民から活発な意見や要望など多数出されました。


多様化する考え方

 このように市民の考え方や、価値観、行政に対する欲求も千差万別でこれら要望についてすべての市民に 満足を与えることはなかなか難しいことです。しかし市民の意向を無視した行政は成りたちません。そこで市民の声をできるだけ市政へ反映させるためこのような市政懇談会をこれまでに、いろいろのかたちで開いてまいりました。今回のように、新総合計画を中心とした、地域懇親会の開催は、はじめての試みで、計画そのものに対する総合的な強い意見と要望の主なものを、ここで紹介すると次のようになります。
総合的なつよい意見、要望

1、医横磯閑の拡充整備を早くとりあげてほしい。
2、公共下水道事業の普及実現につとめてほしい。
3、東海地震に備え防災対策の強化を望みます。
4、都市計画市街化区域の見直しをして下さい。
5、大学の誘致に本腰を入れて下さい。
などでした。
 一方、地域住民として日常生活に欠くことのできない道路や河川、学校の整備にかかわる問題なども数多く要望、意見が出されました。


これからも続けたい

 このように市民と行政がこの懇談会をとおして、お互の立場にたって多少なりとも理解し得たことは、大変有意義であったと思います。
 これからも、市民一人一人が自分の考え方を発表し合い、地域、住民そして行政、それぞれの役割分担を認め合って、新しいまちづくりを、市民総ぐるみで話し合える場づくりに更に取組んでいきたいと思います。懇談会に出席された皆さん、ご協力ありがとうございました。
- 写真あり -
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