【広報ふじ昭和54年】第8回 世論調査結果
第8回世論調査は「国際姉妹都市縁組」をテーマに富士市と外国の結びつきについて、市民のみなさんはどのような考えをお持ちなのかをつかむために行いました。このほど調査結果がまとまりましたので、そのうちの主な項目をお知らせします。
調査対象は市内在住の成人男女1,388人を無作為抽出しておこない、1,274人(91.8パーセント)の回答をいただきました。
回収結果
対象者 1,388人
回収 1,274人(91.8パーセント)
(内訳)
男 628人
女 618人
不明 28人
『国際姉妹都市縁組』について
経済、教育、文化を理解し国際感覚の育成に役立つから…賛成67.1パーセント
■富士市が外国と姉妹都市縁組をすることについてどう考えますか。
「賛成」は67.1パーセント、「反対」は8.7パーセント、「わからない」は23.6パーセントでした。
性別では賛成は男72.0パーセントに対し女62.3パーセント、反対は男9.2パーセントに対し女7.8パーセントと違いがみられました。
年代別の特徴としては若い人ほど賛成が多く、20代では70.4パーセント、60歳以上は57.6パーセントです。また反対は、高年代ほど多く、60歳以上は10.3パーセント、20代は6.7パーセントです。
職業別では賛成が多かったのは、学生(78.6パーセント)、事務、技術者(77.1パーセント)、商工経営者(74.0パーセント)などであり、反対が多かったのは、学生(14.3パーセント)、主婦(11.5パーセント)、専門管理職(10.9パーセント)などでした。
■賛成、反対のそれぞれの理由はどんなことか。
賛成の理由として「経済、教育、文化などを理解しあい、すすんだ点を学ぶのに役立つ」が17.7パーセント、「市民交流による国際感覚や視点の育成に役立つ」が13.3パーセント、「都市政策、町づくり、福祉行政面で考え方を学ぶのに役立つから」11.1パーセントと目立ったところです。
また、反対の理由としては「特定の市民や一部上層部だけのものになりかねない」3.3パーセント、「経費の割に効果が期待できない」2.7パーセント、「マンネリ化、形式的、儀礼的なものになりやすい」1.8パーセントなどが主なものでした。
- 図表あり -
■国を選ぶとしたらどこですか。
記入した人は70.7パーセント、わからないと未回答は合わせて29.3パーセントです。
記入された国の上位5位までは1.アメリカ(24.4パーセント)2.カナダ(17.2パーセント)、3.スイス(11.8パーセント)、4.フランス(7.4パーセント)、5.中国(5.9パーセント)の順でした。
- 図表あり -
■姉妹都市縁組をするとしたらどんな都市がよいと思いますか。
工業都市を希望する人が31.7パーセント、文教都市が19.6パーセント、観光都市が16.0パーセントの順となっています。
男女別にみますと男性が、文教都市18.8パーセント、観光都市15.9パーセントに対して、女性は文教都市21.2パーセント、観光都市16.2パーセントで、男性を上回っています。
- 図表あり -
■姉妹都市を選ぷ場合、どのようなことを基準にしたらよいですか。
「富士市と地形、人口、産業、環境など都市形態が似ている」をあげた人が28.6パーセントと最も多く、この順位は性別、年代別共に変わりません。次いで「民間団体を中心に、友好親善が可能な都市が21.5パーセント、「教育、文化交流のことを考えて」19.2パーセントなどが目立ちました。
- 図表あり -
■姉妹都市が出来た場合、訪問団の一員として参加する意志がありますか。
「参加する」と答えた人は37.6パーセント、「参加しない」は24.2パーセント、「わからない」と未回答は合わせて38.2パーセントでした。
性別では「参加する」が男44.4パーセント、女31.4パーセントと違いがみられました。また年代別では若い人ほど「参加する」が多く、20代の45.2パーセントに対し、60歳以上は23.6パーセントでした。
「参加しない」はこの反対の結果で、60歳以上の46.7パーセントに対し20代は14.8パーセントでした。
- 図表あり -
添付ファイル
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